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実施中のプロジェクト
1. 在来ウマ科家畜の飼育状況

インドには約6種の在来馬と約2種のロバがいますが、これらを対象に随時、飼育や流通状況の調査を行っています。 写真左上は、消滅寸前のヒマーチャル・プラデーシュ州ラーハウル・スピティ県ピン谷で飼育されているチュマルティ・ポニー種(あるいは系種)の種雄。2007年撮影。

2. 環境変化とインダス文明
総合地球環境学研究所(京都)の長田俊樹教授をプロジェクト・リーダーとして2007年から始まったインダス文明の調査は、インドのグジャラート州、ラージャスターン州及びハリヤーナー州で行われています。インダス文明に起こった自然環境の変化と、それに伴う生活・文化の推移を検証するための発掘調査と、古環境推定のための地質学調査です。本研究所もインドでの後方支援のかたちで参加をしています。

グジャラート州の発掘地であるカンメール遺跡周辺は、古代においてもインドノロバ(クール)の中心的生息地であったと思われます。インダス文明の一地方文化における、インドノロの利用状況や社会的役割などの解明も今後大いに期待できます。


馬事文化継承者支援
1. 奉納テラコッタ馬像と陶工
失われつつある馬事文化を継承しているコミュ二ティーや個人に対して、文化(技術)継承への支援をさまざな形で行っています。ここ数年は、タミル・ナードゥ州にあるアイアンナール(村の守護神)寺院に奉納するテラコッタ馬像を製作する陶工コミュ二ティーに対する、国際文化交流イベント参加への支援や、寺院の景観や祭祀の映像資料の収集・保存なども行っています。